自律型ロボット競技会(資材運搬)
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★ロボットがスタートエリアにいる間はピンポンを何回でも設置できるのでロボットやプログラムの工夫で高得点が期待できる!

競技用コート この競技のロボット工作例動画1動画2
■競技規定
自律型ロボットを動かし、一定時間内に資材(ピンポン玉)を中央の資材置き場に運ぶ競技です。
 1. ロボットに関する規定
(1) ロボットはプログラムで動く自律型で使用モーターは3個以内。
(2) ロボットは1個以上のセンサーを使わなければならない。
(3) ロボットのサイズは、スタートエリアに収まれば、大きさ、重量の制限はない。
 2. コートに関する規定
(1) コートの大きさは自由。上の例では1800×900mmのコンパネを使用しコートの周りは、ピンポン玉が飛び出さないよう高めの壁で囲う。
(2) コートの対角にピンポン玉設置エリアを設ける。コート端から内側300mmにラインを引きスタートエリアとする。
(3) コートの中央には高さ50mm、幅200mmの資材置き場を設置する。資材置き場は2分割する。なお、資材置き場は100円ショップなどで売られている箱などでも代用できる。

 3. 競技に関する規定
(1) ピンポン玉は左右コート別に色分けしたものを使い、スタート時ピンポン玉設置エリアに5個置く。
(2) ロボットはスタートエリアからスタートする。競技者はスタート時以外ロボットに触ることはできない。
(3) 競技中、ロボットがスタートエリア内にいる間、何回でもピンポン玉を設置エリアに5個置くことができる。ロボットがスタートエリアから少しでも出た状態でピンポン玉を設置した場合、違反となり設置エリアから全て取り去りロボットがスタートエリア内に再度入ってから設置できる。
(4) ピンポン玉設置エリア、資材置き場、ロボットが持っているピンポン玉以外のピンポン玉はコートから撤去する。
(5) ロボットが倒れたり動かなくなった場合は審査員の許可を得て撤去できる。再スタートはスタートエリアから可能だがロボットの持っていたピンポン玉は撤去する。
(6) ピンポン玉を資材置き場に入れると得点になる。上図のように入れる場所により得点が異なる。
(7) 競技時間は90秒とし、点数によって争う。

■ロボットつくりのポイント
※センサーの使い方がポイントとなります。高得点を得るためには何回もピンポン玉を運ぶ必要があります。安定して同じコースを通るためには壁センサーなどが有効です。また、最も重要なのがアームの位置センサーです。工作例1工作例2
※スタートエリアと設置エリアを往復してピンポン玉をロボットに溜め込み最後に資材置き場の入れる。というロボットもおもしろいでしょう。